かにすきとカニ鍋、カニしゃぶっていろんな名前がありますが、違いは

かにすきという人とカニ鍋という人がいるように感じます。
違いはあるのでしょうか。

曖昧な線引という感が拭えないカニ鍋。
カニを使う鍋料理はすべてカニ鍋って感じでしょうね。

知っているようで知らないかにすきとカニ鍋の違い。
はっきり言ってありません。

ただカニしゃぶやかにちりまで比較対象にすると、ちょっと違いが出てきます。

カニしゃぶは名前の通りカニをしゃぶしゃぶして食べる鍋です。
普通にしゃぶしゃぶというと牛肉のしゃぶしゃぶとなるので、イメージできるというか大概の人は食べたことがあるはず。
そのカニ版といったところですので、しゃぶしゃぶするお鍋の方には味はありません。(昆布出汁程度はありますが)
取り皿の方でポン酢やごまだれなど味をお好みに合わせます。

かにすきは基本味のついた出汁で煮込みますので、そのままとって食べることが多いです。
醤油ベースであったり味噌ベースであったりと、この辺りは地方によって違うようです。

さらに話を複雑にするのがかにちりです。
かにちりとの違いを話すにあたって、かにすきの根本的な問題というか、鍋料理が出てきます。

かにすきやかにちりに限らず、すき鍋料理、ちり鍋料理という見方をすると、元来すき料理は動物、ちり料理は魚介類ということだったんですが、カニ鍋は両方に入ってしまったということで、肉を料理するときの味付けがかにすき、魚を主とした鍋のような味付けがかにちりということです。

なんとなくイメージ出来ましたか。

しっかりした醤油だしのカニ鍋がお家では手間いらずかも知れません。
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